「忘れもの」「遅刻」「人見知り」「食べ物の好き嫌い」…サッカーをやっていてこんな悩みはありませんか?
『ボールを忘れた!』
『また集合時間ギリギリ!』
『言われた通りにしか動けない…』
『新しい環境に入るとおとなしい』
『食べ物の好き嫌いが多い』
子どもがサッカーをやっている家庭では、このような悩みは必ずあるのではないでしょうか。
教員歴25年のわたしは、たくさんの子どもや保護者と関わってきました。保護者の悩みの多くは、子どもの「家庭における基本的な生活習慣の定着」についてです。
おうちの方は、慌ただしい毎日の中、仕事やその他いろいろなことと、育児とを並行して進めていかなければなりません。時間をかけて子どもの生活習慣の定着や徹底を図ることが難しいのが現状です。
しかし、これらの家庭における生活習慣は、すべてサッカーのプレーに影響します!
わたしの息子二人は小さい頃からサッカーチームに所属していました。
「準備」や「整理整頓」など、できるだけ早いうち(幼児期)からサポートしてきた結果、サッカーにも通ずるさまざまな力を養うことができました。
そこでこの記事では、
サッカーをするなら、小さいうちからやっておくべきこと3選【生活編】を解説します。
- あいさつ
- 整理整頓
- 食事
子どものさまざまな生活習慣の工夫や定着は、サッカーのピッチでも大きく影響を及ぼします!
この記事を読めば、生活において小さいうちからやっておくべき内容やその必要性と、親のサポートの仕方についてわかります。
- サッカーの準備など、どうしたら自分でやってくれるようになるのかな?
- 人見知りで、どうしたら自分から進んで積極的に行動できるようになるのかな?
- 子どもにこれからサッカーをやらせようと思っているけど、小さいうちにやっといた方がいいことあるかな?
という人は、ぜひ最後まで読んでみてください。
何気ない家庭での生活習慣を見直し、思い切ってプレーできる土台作りに取り組んでいきましょう!
なお、サッカーするなら小さいうちからやっておくべきこと【遊び編】については、こちらで解説しています!
① たった3秒の『あいさつ』から得られるもの
「あいさつ」とは、人と会ったとき取りかわす儀礼的な動作・言葉と定義されていますが、簡単に言えば「人と人との心をつなぐ言葉」と言えるでしょう。
なぜなら、近所の人に出会った時やサッカーチーム、学校などさまざまな場面・状況で、あいさつをする習慣を身につけておくことで、たくさんの人との接点をもつきっかけとなるからです。
例えばあいさつには、「おはよう」「こんにちは」「こんばんは」だけでなく、「おやすみなさい」「ありがとう」「ごめんなさい」「いただきます」など日常生活の中でたくさん使われています。
たった3秒のあいさつ。あいさつをする習慣を身につけておくことで互いに存在を認められ、自己肯定感が高まり、おのずとコミュニケーションも円滑になり、友だちの輪が広がりやすくなります。
- 自己肯定感を育てる
- コミュニケーション能力を育てる
これらの力は、サッカーにも大きくプラスに物事を運ぶことができます。
ここでは「あいさつで得られる力」とその育み方について解説します。
自己肯定感を育てる ~私は大切な存在~
自己肯定感とは、他人と比べることなく、ありのままの自分をかけがえのない存在として肯定的に思える感覚のことをいいます。
人は、目を見て話してもらえると「自分は受け入れられている」「自分の存在が認められている」という安心感を抱きます。
これを積み重ねていくことで、「自分は愛されている」「大事な存在だ」という自己肯定感につながっていきます。
この自己肯定感こそが、子どもの「心の土台」となり、「生きる力の根っこ」となります。
自己肯定感が育てば、前向きな気持ちやチャレンジ精神、他者を思いやる気持ちなどが育ってきます。
サッカーは、ミスがつきものです。それでも自分に自信をもって積極的にプレーしなければいけません。自分に「自信」がないと積極的なプレーはできません。つまり、自己肯定感を高くもっておく必要があります。
あいさつを通して、子どもの「自己肯定感」を育むことができます!
コミュニケーション能力が育つ ~あいさつから生まれる友だちの輪~
他人と心を通わせようとする第一歩は「あいさつ」と言っても過言ではありません。
「目を見てあいさつ」をすることで、コミュニケーション能力を育てる一番のきっかけとなります。
しかし、現代社会では他人との関係が希薄になっており、例え隣人やすぐ近くに住んでいる人にもあいさつをしないことが普通になってきています。
また、親子や友達などへのあいさつ(「おはよう」「おやすみなさい」「ありがとう」など)すらも少なくなってきているように感じます。
このように希薄化した人との関りの中で、第一印象は見た目だけではなく、あいさつも大きな影響を持ちます。
あいさつを毎日きちんと行っている子どもは、他人との関係を上手くできる基礎力が育ちます。そのため第一印象が良く、相手の心に入りやすくなり、人との関わりがスムーズにできる力が自然に育ちます。
反対に毎日のあいさつができないでいると、人との関わりの第一歩である第一印象を良くする基礎力が育ちにくくなり、人との関わりを苦手とする子どもになってしまいます。
あいさつは相手とのコミュニケーションの「きっかけ」を作るとても大切なものです!
この「きっかけ」を上手(自然)にできるようになることが、人とのコミュニケーションをとる力を大きく育てることになります。
例えばサッカーでは、新しいチームに入るときや、セレクションを受けるときなど、周りは知らない人ばかりでどうしても緊張してしまいます。
しかし、すぐに笑顔であいさつをすることで、居心地のよい環境を自ら作り出し、どんな環境でも自分らしくサッカーができるように心を整えることができます。
「あいさつ」によるコミュニケーションの「きっかけ」を作ることで、新しい環境でもすぐに友だちができ、友だちの輪が広がるようになります。
実際わたしの息子には、小さいころから「あいさつの大切さ」を伝えてきました。近所の人に会うと「おはようございます!」と自分から自然に言えるようになっていました。
そのおかげで、新しい環境でも比較的スムーズに自分から入っていけるようになりました。もちろん性格的な要素も含まれるかもしれませんが、「あいさつ」をすることで人と関わり、コミュニケーションのきっかけをつくれるようになります。
あいさつは、コミュニケーションのきっかけを作り、友だちの輪を広げることができます!
あいさつができる子どもに ~まずは親から~
あいさつができる子にするための方法はたった一つ!まずは親から発信することです。
あいさつは家庭内できちんと習慣となってできていないと、通常は外に出てもあいさつはなかなか難しいものだと思います。
家庭内であいさつの習慣ができていないのに、外では「きちんとあいさつしなさい!」と言っても、その効果は薄いです。
もし、お子様が他所の人と会ってもあいさつができていないのであれば、まずは家庭内でのあいさつが習慣となっているのか一度考えてみましょう。
これは、学校やサッカーチームでも同じことが言えます。先生やコーチがあいさつをしていなければ、いくら口だけで子どもに「あいさつをするように」指導しても形だけになります。
まずは、親や周りの大人がお手本となり、子どもへのあいさつを心がけることが重要です。
子どもは親の姿や、親とのコミュニケーションから色々なことを学んでいきます。「子は親の鏡」と言います。親から子どもに、あいさつをすることがまずは第一歩です。
「おはよう」「おやすみなさい」「ただいま」「おかえり」「ごめんなさい」など、お互いの顔を見てあいさつできることから始めていきましょう。
まずは、親から子どもへあいさつをすることが大切です!
② 『整理整頓』で身に付く本当の力
▶「整理」とは、必要なものと不要なものを分け、不要なものは捨てる行為を指す言葉。
▶「整頓」とは、必要なものを取り出しやすい場所に置いておくことを指す言葉。
「整理」も「整頓」も「整える」という意味がありますが、
「整理」には「不必要なものを取り除く」という意味が加わるので、「整頓整理」とは言いません。
つまり、まず整理をしないと整頓はできないということになります。
それでは、サッカーにおける「整理整頓」っていったい何?
サッカーは、ボールさえあればできるスポーツです。しかし、子どもがチームに所属し、試合に行くとなると必要なものがたくさんあります。
ユニフォーム、ボール、レガース、水筒、着替え、タオル、お弁当や補食など。特に、ユニフォームやレガースを忘れると公式戦には出れなくなります。
そうならないように、自分の荷物の整理整頓を徹底することは大切ですね。
また、整理整頓をすることには「忘れ物をしない」や、「遅刻をしない」というためだけではありません。
実は、「整理整頓」をすることで、子どもにとってたくさんの力が身につき、サッカーに役立つのです。
- 「忘れ物」や「遅刻」をしなくなる
- 「取捨選択」や「優先順位」を自分でつけられるようになる
- 「決断力」がつく
- 「創意工夫」を通して新しいアイデアが思いつく
- 心が整い「集中力」が高まる
たかが整理整頓。子どもの準備や後片付けは親がやってしまった方が早くて楽かもしれません。
しかし、それは親が子どもの身につく力を失くしてしまっているのです。もったいないですね。
ここではサッカーを通して整理整頓することで得られる5つの力について解説していきます。
「忘れ物」や「遅刻」をしない
整理整頓ができるようになると、探し物が減り時間の無駄もなくなります。
なぜなら、サッカーに必要なものが決められた場所にあれば簡単に用意ができ、手間も省け、時間に余裕ができるからです。
例えば、練習や試合当日の朝は忙しく、やらないといけないことがいっぱいでバタバタします。
さらに、部屋が散らかっていると、必要な物を探すのにも時間がかかり、忘れ物や遅刻をするのも当然ですよね。
忘れ物や遅刻をすることで、コンディションや気持ちがが整わないまま出場することになったり、ときには出場機会を失ったりすることもあります。
サッカーに必要なものは、所定の場所に保管するなど整理整頓しておくことで、忘れ物や遅刻が減ります。
我が家では、玄関の戸棚に「リュック・ボール・スパイク・レガース」を、部屋のケースに「ユニフォーム・移動着・スポーツタオル」をセットにして保管しています。場所が決まっていると、用意するときも片づけるときもやりやすいですよね。
サッカーに必要なものは所定の場所に保管し、できる限り前日から自分で準備をする習慣を小さいうちから身につけておきたいですね!
大切なことは子どもが「自分からやること」
『練習や試合の準備や片づけは自分でやりましょう!』
そのためには、まずは整理整頓ができる「環境」を整えることが必要です。
「何をどのように準備したらいいのか」、「片づける場所や仕組みができているのか」。その環境ができていないのに、「自分で準備しなさい!」「片づけなさい!」と言われても、子どもはどのようにしたらいいのかわかりません。
そのうち大きくなると、自分ですることが面倒くさくなってきます。それに加え、反抗期に入ると親の言うことに反発したくなります。そうなると親が叱れば叱るほど逆効果になってしまいます。
生活の中で自分でできることから逃げているようでは、サッカーでもうまくいかないとき誰かのせいにしたり、誰かに任せて逃げたりするでしょう。
誰かに任せずに自分で【責任】を持ってやり遂げる。この毎日の積み重ねが自分自身を強くし、困難にぶつかっても自分の力で乗り越えていく力となります。
ちなみに我が家では、小さいころは必要なものが記されている『準備カード』というものを作成しました。
そして、それに基づいて自分で所定の場所から必要なものを取り出し用意をしていました。慣れてくれば一人でも簡単にすることができます。
練習や試合の準備・後片づけなどは、それぞれの家庭や子どもの年齢に応じて工夫した環境づくりをしましょう!
「取捨選択」や「優先順位」を自分でつけられるようになる
整理整頓をするときは、「取捨選択」を頭の中で考えながら行います。必ず「いる」もの、「いらない」ものを選別する必要があるからです。
学校の用意や片づけ、サッカーの練習や試合の準備をする時には、必要なもの不要なものをまず選ぶという取捨選択をしています。
この「取捨選択」する力は、生活の中だけではなく、サッカーにも通ずる要素があります。
サッカーでは、常に『選択』することの連続です。
今、何をしたらいいのか?何をするのがベストなのか?自分の考えをすぐに選択できなければあっという間に状況が変わり、どうしたらいいのかわからなくなります。
つまり、日常生活の中での整理整頓から得られる取捨選択の力は、サッカーにも影響を及ぼします。
初めのうちは、何から用意をすれば良いのか、頭の中で整理ができずに時間がかかってしまうかもしれません。
それでも毎日繰り返すことで習慣化され、そのうちより効率的にできるようにするための方法として優先順位をつけられるようにもなってきます。
普段から物事の「取捨選択」や「優先順位」をつけられることが、サッカーにおいても、自分の意志で判断できる力を養うことにつながります。最初は年齢に応じてチェックシートなどの工夫を用いて取り組んでみるといいですね。
「決断力」がつく
準備や片づけをしていると、「必要なのか?」「必要でないのか?」や、「捨てるのか?」「取っておくのか?」「どこにしまうのか?」とさまざまな選択を迫られ決断する必要があります。
こういった小さな決断を繰り返すことで、大きな選択を迫られたときに、戸惑わない「決断力」が育ちます。
試合から帰ってきたら、カバンの中から使ったユニフォームや靴下は洗濯機へ、お弁当箱や水筒はシンクへ持っていくなど、それぞれの荷物を直すべき場所があります。
不要だと思ったものを、別の場所へ保管しておくべきなのか、捨てるべきなのかという決断も必要です。
自分の意志で決断することは、大切なタイミングを逃すことなく、チャンスをつかみやすいということにつながります。
たとえ決断したことが失敗したとしても、自分で決断したことなので責任を持つことができます。
小さな失敗を繰り返すことで、軌道修正力やくじけない強い心が育ち、その気持ちが次のチャレンジへと向かう意欲に変わります。
サッカーにおいても、パスがいいのかドリブルなのか、またシュートを打つべきなのかなど、瞬時に決断しないといけない状況が常に訪れます。
たとえその決断が間違ったとしても、止まっている時間はありません。すぐに切り替えて次の新たな状況の決断をしないといけません。
日常生活の準備や後片づけを通して、自分で決断する力を身につけることで、サッカーに生かせるようになります!
「創意工夫」をして新しいアイデアが思いつく
整理整頓をするためには、「何を」「どこに」「どのように片づける」といった「工夫」が必要です。
『必要なものを次からより効率的に使えるようにするにはどうすればいいのか?』
『忘れないようするためにはどうすればいいのか?』と考え、自分なりの収納方法を創意工夫しながらより良い方法を考え出すようになります。。
この創意工夫が、他にはない自分だけのアイデアであったり、自分らしさを生み出すきっかけとなります。
サッカーでは、個人戦術やチーム戦術などの決め事がたくさんあります。しかし、その中でいかに自分のアイデアを持っているか、そのアイデアを発揮できるかが個を更にレベルアップさせてくれます。
『何をするかわからない』ような、創意工夫・アイデアをもった選手は、他にない魅力を感じさせてくれます。
日常生活の『片づける』という一つの動作の中には、これだけたくさんのことを考え、頭の中で整理しないといけません。
これを繰り返し習慣化することで、より効率的な方法を考え、「創意工夫する力」を養うことができます。
整理整頓を通した生活の中での「創意工夫」がサッカーにもつながります!
心が整い「集中力」が高まる
整理整頓され片づいたきれいな部屋は、落ち着いた環境と言えます。
そのような環境では、何がどこにあるのか一目瞭然で、すべての面において効率がよくなります。効率が上がれば精神的にも余裕が生まれます。
つまり、整理整頓された空間は、心が整い、精神的な安定をもたらします。そしてこれが、「集中力」へと繋がります。
散らかった机で勉強するよりも、整理整頓されたきれいな机で勉強する方が、効率よく集中して学習に取り組みやすいことと同じですね。
整理整頓されていれば、サッカーの練習や試合に行く前の準備にストレスをかけず行うことができます。
また、リュックの中もきちんと整っていれば、何かを探したりする時間やストレスも減り、集中してサッカーにのぞめます。そして、自己管理できる力もあわせて養うことができます。
整理整頓された空間は、心が整い、精神的な安定をもたらし「集中力」が高まります!
整理整頓することで得られる大切な力を5つ紹介してきましたが、これらの力以外にも「モノを大切にする力」や「責任感」、「自立心」、「感謝・思いやりの心」など、整理整頓を通してたくさんの力を養うことができます。
子ども自身が整理整頓することができるようになることは、成長過程でもメリットがたくさんあります。
そして何より、この整理整頓で得られた力がサッカーにも大きくつながります!
ぜひ、子どもの年齢にあった生活動線や収納グッズなどを工夫して、準備・片づけがしやすい環境を作ってあげましょう!
そして、思い切ってサッカーに集中できるようにサポートしてあげてください。
『食事』は「丈夫な体」と「あきらめない気持ち」をつくります!
小学生年代で体格がしっかりしている子は、やはり食べる量が多く、早いです。早く食べることがいい事ではありませんが、同じ食事時間でもその分多く食べています。
とはいえ、とにかく食べない子になんとか食べさせるのは本当に大変なことです。
苦手なものは、スプーンにひとさじでも良いので『食べきる』練習をしましょう。
将来、よりよいパフォーマンスを目指すならバランスの取れた食事は欠かせません。必要な栄養素を食事からとるには、食べ物の好き嫌いをなくすことがとても重要になってきます。
しっかりとした食事をとることは、「丈夫な体」をつくるだけではありません。
嫌いなものや苦手なものから逃げず、「トライする」、「あきらめない気持ち」も養われます。
先程も言ったように、「最後まで食べきる」ことが大切です!
そうすることで、「丈夫な体」と「あきらめない気持ち」がつくられます。
小さいうちは『食べる』ということをトレーニングの一つとして、スポーツができる「丈夫な体」をつくっていく準備期間にしたいですね。
まとめ
サッカーをやっていると、『何でうちの子は〇〇なんだろう?』『たくさん練習してるのに伸びないなあ』と考えることがあります。
すべての悩みは、たくさんトレーニングを積み重ねるだけでは解決できません。
そんなときは、日常の生活習慣にも目を向けて見てください。生活からサッカーに通ずるたくさんの力を養うことができます。
- 【あいさつ】子どもの心の土台となる「自己肯定感」を育み、「コミュニケーションのきっかけ」をつくります!
- 【整理整頓】「忘れ物や遅刻」をなくし、「取捨選択・決断力・創意工夫する力・集中力」が身につきます!
- 【食事】「丈夫な体」と「あきらめない気持ち」をつくります!
これらを小さいうちから経験・習慣化することで、どんな環境にも対応ができ、自分らしくプレーできる土台を作り上げることができるでしょう。
また、これらの力はサッカーだけでなく、これからを「生きていく力の源」になります!
習慣も含め、小さいうちからやっておいた方がいいことはたくさんあります。特に今回解説した「生活から得られる力」は、サッカーに通じる大切な力となります!今からでも遅くありません!すぐに実践してみてくださいね。