小学生になったらサッカーを…
パパもママもサッカーのこと全く知らなくて…
「サッカーをさせようと思っているけど、何からさせたらいいのか…?」
「親子で楽しくできる練習メニューを知りたいな!」
サッカー未経験のお父さんや、お母さんでも大丈夫です!
難しい練習はいりません。
を子どもに経験させてあげてください!
わたし自身、学生・社会人と40年近くプレーし、また教員やコーチとして長年子どもたちと関わってきました。
子どもそれぞれの特性を理解し、サポートすることが大切です(個に応じたサポート)。
わたしは息子二人と、息子が幼児期のころから毎日一緒にいろいろな練習やサッカー遊びをしていました。
そのおかげで、「身体を動かすこと」や「サッカー」が大好き!になりました。
この記事では、
【低学年・初心者向け】の"親子でできる"基礎練習メニュー
について、大きく次の5つに絞って紹介します!
- ボールフィーリング(手)
- ボールフィーリング(足)
- ドリブル
- ターン
- キック(パス・シュート)
パパさんやママさんも子どもと一緒になって、「身体を動かすこと」や「サッカー」に楽しく関わってあげてください!
「身体を動かすこと」や「サッカー」が、
『楽しい!』『大好き!』な子どもが増えるといいな。
なお、U6「幼児向け」の"親子でできる"練習メニューについては、こちらで紹介しています!
また我が家の息子は、小さいときから一緒に"楽しく"サッカーをしていたので、気がつけば一人でボールを蹴って遊んでいました。
その結果、年長でリフティング2000回突破しました!今でもサッカーが楽しくて、大好きです。
ボールフィーリング(手)
まずは、「手」を用いたボール遊びを紹介します。
ここでのポイントは
- 投げる・はずませる⇒ボールの動きを体で覚える
- 相手が投げたボールに対する処理感覚を身につける
- 親子で一緒に楽しむ!
「テスト」とかではなく、パパさん、ママさんも一緒にやって楽しんでくださいね♪
1回できたら終わりではなく、アップなどで何回も繰り返し取り組んでみてください。
1人でのボール遊び(手)
まずは「1人での手を用いたボール遊び」を紹介します。
1人でのボール遊びでも、必ず大人も一緒にやって楽しんでくださいね!
2人でのボール遊び(手)
次に、「2人での手を用いたボール遊び」を紹介します。
パパさん、ママさん、子どもに合わせて「楽しく」一緒に遊びましょう!
「サッカーなのに、手を使うの!?」と思われる方もいるかもしれませんが、さまざまなボール遊びをすることで、その違いを感じ取り「運動神経」の発達を促します。
また、サッカーにも通ずる「空間認識力」なども養えます!
こちらの記事では、「幼児期にできる!遊びを通した運動神経を育むための方法」を、5つのポイントに分けて解説していきます!
必ずこの力は、サッカーにも生かせるようになります!
ぜひ一度、あわせて読んでみてください!
ボールフィーリング(足)
「足」で行うボールフィーリングです。
「手」と違って「足」でボールを扱うのは難しいことです。
特に、初心者や低学年ではなかなか思うようにボールをコントロールできません。
ですから、「焦らず」「ほめて」「楽しく」コツコツと積み上げていきましょう!
室内でもできるメニューです。
また、できるだけ初めのうちから左右、両足でボールタッチをするのがお勧めです。
初めは「右」も「左」も大して技能は変わらないので、並行して取り組んだ方が効率的です。
我が家では、初めのうちからすべて左右一緒にやっていました。
そのおかげで、低学年のころから左右そん色なくボールを扱えることができます。
左右の足でボールを扱えるようになると、プレーの幅がより広がります。
ドリブル
「ドリブル」が好きな子どもは多いです。
ドリブルの力を身につけるのにわたしが大切にしていることが大きく2つあります。
- ボールフィーリング
- 状況判断
一つ目の「ボールフィーリング」とは、左右の足でスムーズにボールを扱うスキルです。
ボールを巧みに"あやつる"ことができれば、実践で大きく役立ちます!
二つ目は、「状況判断」です。
ドリブルをしていると、ついついボールに視線と意識がいってしまい、状況判断が悪くなってしまうケースが多くあります。
ドリブルをしていても、周りの様子を視野に入れ意識できる力を、この時期から育むことは重要です。
今回紹介する「ドリブル」練習は、親子で遊びながら「状況判断」を自然と必要とするお勧めのメニューです!
ドリブルしながら、「見たり・聞いたり」周りの状況に応じて動かなければいけません。
次に紹介する「ドリブル&パス」の練習は、技術の獲得を目指します。
ドリブル・ターン・パスなどのスキルを混ぜたメニューです。
左右の足を使ってターンしてみよう!
ターン
サッカーのプレー中において「ターン」は頻繁に行い、プレーに変化をもたらす大切なスキルと言えます。
上体や足首の使い方を意識して、素早いターンを身につけよう!
ターンについても、左右の足を用いて練習してみよう。
キック(パス・シュート)
サッカーで欠かせない大切なスキルは、ボールを「とめる・ける」です。
ここでは遊びの要素を含ませながら「ける」スキルの習得メニューをいくつか紹介します。
キック(パスやシュート)で大切なポイントは大きく次の4つです。
- 止まっているボールを正確にける
- 動いているボールを正確にける
- 動きながらボールを正確にける
- 左右両方の足で正確にける
楽しみながらキック(パスやシュート)の技術を身につけよう!
キックターゲット
ここでは、対象物(コーン)を狙って正確にける技術の獲得を、遊びの要素を通して目指すメニューです。
段階に応じて、ねらいや獲得スキルが異なりますが…
一番の目的は、
「楽しい!」「当てたい!」「倒したい!」
というような気持ちが味わえるように取り組みましょう。
正しい蹴り方やフォームを細かく指示ばかりしていると、楽しくなくなり、受け身の練習になってしまいます。
何回もトライしたくなるような声かけやサポートを心がけましょう。
キックターゲット①より、少し強めのキックが必要となります。
さらに強めのキック、また浮いたボールもけってみよう。
動いている(向かってくる)ボールに対して、タイミングを合わせてけってみよう。
パス
さまざまな状況の中で、動きながら正確にパスができる技術の獲得を遊びを通して目指すメニューです。
左右両方の足を使って、動きながら、楽しみながらパスをしてみよう!
「パス&ラン」は、来たパスに対して前にトラップ(運ぶ)練習にもつながります。
ドリブルしながらパスや、ツータッチでパスなど色々なバリエーションでやってみよう。
細かいステップ(アジリティ)を用いて、動きながらボールをしっかりとらえパスをします。動きながらでもけるときは止まることがポイントです。
シュート
シュートのポイントは、左右両方の足で狙ったところ(ゴールの両角)に蹴れることです。
ここではシュートだけの練習ではなく、ターン・ドリブルなどを組み合わせたメニューを紹介します。
一連の流れの中でバランスを崩さず、しっかりと狙ったところにシュートを打てるように取り組んでみましょう。
まとめ
今回の記事は、【低学年・初心者向け】の"親子でできる"基礎練習メニューを38選!紹介しました。
その内容は大きく次の5つに分けました。
- ボールフィーリング(手)
- ボールフィーリング(足)
- ドリブル
- ターン
- キック(パス・シュート)
大切なことは、コツコツ続けること!(継続)です。
そのために必要なことは、
を子どもに経験さすことです。
ついつい目先の「結果」や「技術獲得」ばかりを求めていると、"子どもの主体性"を奪ってしまいます!
それでは、いつしか「楽しさ」を失い、やらされている「受け身」の状態になってしまい長続きしません。
子どもと一緒になって、「身体を動かすこと」や「サッカー」に楽しく関わってあげてください!
まずは難しいことは考えず、親子で楽しくからだを動かし、ボールを扱ってみてください。
サッカーを通して『笑顔いっぱいの親子』の姿がたくさん見れるとうれしいです!